色んな絵描きさんの話を読みつつ 絵で個人的に重視していきたいとおもうこと
1.「完成」させて「公開」すること
2.その前提の上で完成度をあげること
3.見るひとの目を吸い付ける箇所をひとつはつくること
●振り返りと良かった点
前は見せることをあまり重視してなかったので、「時間をかけて描いたのに結果公開しない」ことが多かった。それに対して、今年2020年は、らくがきとはいえとりあえずの描き終わりまで描いてTwitterにあげることが多かった点が良かった。
また、コミティア134に出ると決めたことで、それなりに完成度と期日を意識して絵を描く機会があった。
●課題
反省点として。Twitterにアップする絵については、時間をかけるものについても早書きを目指すものについても着彩に向ける意識が浅かったので、それを改善したい。COMITIAなどの原稿については、完成度も期日もわたしは見積もりががばがばなタイプなのでその設定や進行にはかなり課題があった。
●具体的に試したい改善方法
具体的には、ラフを2回切って2回目のラフからなだらかに線画のステップに入ることが多く、時間のロスが大きいこととその線画の丁寧さは仕上がりに対してコスパがとても悪いと感じた。
今後はこれを変更して1回目のラフでもう少し消しゴムを多用するなどして2回目ラフでやることまでをまとめてしまいたい。
この辺りで色ラフをやって、配色やシルエットの確認をした方が良い。
そして線画をもっと手早くやる。
時間をかけるべきは色、具体的にはその中でも質感や量感の表現だとおもう。
2020年はブラシの試行をほぼしなかったので、2021年はクリップスタジオで色んなブラシを試してみたい。髪はもっと丁寧な仕事をすること、背景などの部分はブラシを活用して時短することが完成度にたぶん有効。
流行りとしては、
・虹彩の中に対立色のハイライトを入れる、ぼかしやソフトライト、スクリーンを使わない
・ブロック的な塗り(ぼかしなどをできるだけ使わない)
・仕上げは線画などを4色にブレさせる、大きい色面にノイズを乗せる
が流行ってた気がする。
わたしは懐かしさやノイズ感を伸ばしたい。でも「より上手な絵」とか「垢抜けた絵」にも近づけたい。ここは悩んでるところかもしれない。流行っている技法と、自分の目指したい絵を両立したい。
来年もよろしくお願いいたします~。