ツイッターに書こうとしたけど、分割しても収まらなかったのでこちらに。レトリカ様がたの『年末配信! 20時間コンテンツ地獄』という企画配信を拝聴して触発されたものです。
印象的だったコンテンツベスト3。
メディア、カルチャーと使い分けて強いてコンテンツとして挙げるのが難しくて、どういう定義/粒度で計上するか迷うけれど。
1.自分(Vtuber):配信を始められたり、同人誌を出したり絵を沢山描く原動力がもらえて楽しかった。
後追い的にVtuber企業勢/個人勢の配信をすごく見るようになった。「自分にコンテンツ力がある!」というドヤりではなく、わたしが一番没頭できたコンテンツがこれでしたという意味です。
2.Vtuber企業勢:当初の印象は「”魂の人格”はVにインストールしない」だった。でも個人の関心事はやっぱり絵/技術/歌等有限で「ガワを被ってはいるけど意外とここで出したらコンテンツとして自分を一新するのはもう難しいだろうな」とおもった。
YoutuberやVtuberとして、飽きられずでも既存のファンがついていける良い新鮮さを提供し続けられるひとはすごいと改めて感じた。それは芸能人や映画監督でもそうだけど、より「個人のコンテンツ力」が試されそう。
3.Vtuber個人勢:「パパママ全部自分」系Vの多さやそれ故の自己投影型や飲酒/メンヘラカルチャー、拗らせとの親和性がおもしろかった
わたし自身そうだけど、自分自身や自分の好きなものを出したいという気持ちが色んな角度でリフレクションして表出しているという出かたがおもしろい。地下アイドルやコンカフェ店員的な輝きと湿り気(全然それらの方を知らないのに勝手な印象ですが)があって大変趣深い。あと、配信のために色んな準備をしてる個人勢のかたは見ていてすごく刺激になった。
要するにVtuberというカルチャーにどっぷり時間を使った一年だった。とても楽しかった。
個人的には、ただお絵描き配信をしようとしていたところに「ウッカリ受肉」(Vtuber個人勢で散見される作法というか明確なTwitter活動、準備期間やデビュー配信を経ずに気が付いたらぬるっと受肉してた的ニュアンス)したわたしは、その割にはすごくお絵描きを加速できた。
「Vtuber配信」を通して、今まではあまり意識することが無かった「相手への伝え方」「声の聞き取りやすさや話し方」「準備の大事さや配信の成功」「協調性」みたいな、向社会性に気を遣うテンションになった。トークとか相手へのサービス精神というのはまだまだなのだけど、自分勝手に好きな絵だけを描いてばかりで他人と何かをすることや意思疎通に難があったわたしには、Vtuber活動はとても良い契機だった。
↓見てた配信とかのリンク
年末配信! 20時間コンテンツ地獄 day1
年末配信! 20時間コンテンツ地獄 day2